エピソード03 キエフ へGo!愛嬌と出たとこ勝負の俺の英会話!

エピソード:03

2019.8.29〜8.30

結構念入りに準備はして家を出たものの、旅立ってしまえば、賽は投げられた…そう思う事で、肝は座ってしまう。

ブダペストの空港で4時間ほどトランジット…国境越えのためにハンガリー通貨(フォリント)に30ドルほど両替しておく。そして、ウクライナキエフ 行きのwizz airに乗ってひとりの時間を楽しんでいる。

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私は元来一人旅がすきだ。

一度ヨメと2人でベルギーは行ったことがあるのだが、あまりに趣向や、行動形態が違うので「2日間だけ自由行動をしよう」という事になった。その結果、私はブリュッセルから列車に乗ってオランダとの国境のブルージュまであちこち歩き回っていたし、ヨメはブリュッセルに残り、教会と博物館とショッピングとチョコレート食べ歩きで過ごした。そしてお互い宿に帰って、報告しあった。どこでも一緒というのは夫婦といえどもあまりに窮屈、付かず離れずが風通しが良くて飽きがこない。そして、お互い情報共有すれば、それもひとつの旅の楽しみ方…どちらともが2拍子ではなく、合わすのが嫌なら片方が4拍子になればいい事だ。結果的にテンポは合う。でも、3拍子の行動をどうしても撮りたいときは…そのときは一人旅だ!私の場合は5拍子や6拍子もあるのだが…

 

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そんなわけで、ひとりキエフ に降り立った。

まずは、お約束のフリブニャ両替、スマホウクライナsimの仕込み、観光案内所、市街地までの足…Uberでタクシー呼べば楽なのだが、ここはチャレンジャーに路線バスで…どこがチャレンジャーかというと…私はロシア語はまったくわからない…どうやってバス乗り場を調べようか?

おっ!?さっき空港内で歩いてたCAさん…たしか、ウクライナ国際航空の服を着ていたような…まずは英語が話せそうな人を探さなきゃ…という事で、またもや私の「じゃぱにーず えんぐりっしゅ」遠い昔、大黒屋光太夫もこんな苦労をして日本に帰ってきたんだろうな…と感慨にふけっている間も無く…

私「キャン ユー スピーク エングリッシュ? 」、 マライヤキャリー似のCA「??solly

 once again少し眉間にしわ寄せで」ええい、めんどくさい!私「I want to go railway station」、マライヤCA「what?さらに眉間にしわ寄せて」仕方がない。宿が近くにあるオペラハウスを聞いてみよう 私「オペラハウス!」、マライヤねーちゃん「Oh, take the 9th bus」こちらが英語ダメね〜という事が分かったかわからいでか簡潔に答えてくれて助かった!私はマライヤおねー様に向かって「thank you〜」…まぁ、恥ずかしながら、こんな感じでやりとりをしている。

やはりここでも、いろんな人に助けてもらっている。

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さてさて、オールロシア語の完全アウェイの国にようこそ!これからどうやって、オペラハウスの近くでバスを降りようか?ここはひとつGoogle mapにお願いして…現地simも内蔵したので…おお、丸い玉が動いているではないか。オペラハウスはもうすぐだ…という事で、停留所に降りて宿もその近くにあったので…でもちょっと待てよ。宿にがこの辺りに…ない!?booking comで予約はしたが宿はない。でも、ビルがある。その中の文房具店の店員に聞いたら、なんと英語が通じた…どうやらこの店員イギリスにしばらくいたという事らしい。東欧圏の宿だが、安いところは民泊のようになっていて、アパートの部屋を自分で借りて宿泊施設にしているところが多い。この、ゲストハウスも文房具屋、服屋、携帯屋、レストランなどビルがコンプレックス状態になっている。そして、暗証番号を宿主から教えてもらって共通の大きな扉を開けないとゲストハウスの中に入らない仕組みになっている。さて、扉を開けると…うううまるでお化け屋敷…ロシアから独立した際の古傷ともいえる荒んだ感じがとてもする。ペンキで落書き…誰か変な薬をしてそうなとこだ。

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まあ、5ドルの部屋だから仕方がないといえばそうだが、…えらいところに来たなあ。

ゲストハウスの扉は非常階段のような通路の8階にあって…ガチャっと開けると、中年の女性が歓待してくれた。「ハロー」中に入ると、普通の家で、外側の印象とはガラッと変わってアットホームな雰囲気だった。

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私の部屋には…オデッサ(ウクライナ黒海沿いの都市)から来たヒゲモジャの30代の男性と、なんと!日本語が話せるロシア人がいた。この、ロシア人3年ほど名古屋で働いていたらしい。そして、この男ととんでもない夜の街を散策するはめとなったのだ。とにかく、夕飯を食べに行こうという事で、街に繰り出した。気がついたら夜の7時、ちょうどお腹が減ったとこだった。

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